秩序正しい日本人は何処に

スリランカでもニュースになっているそうです。


トイレットペーパーの買い占めです。


東北の震災の時でさえ買い占めに走らず、規律を持って行動する日本人に驚いた世界の人々。


その日本人像が壊れつつある。


たったの十年で、日本は経済的に停滞し心も荒んで来たのでしょうか。
デマに踊らされ自分だけはと考える人が増えたと思うと悲しいのですが、違う一面もある。


買い物に行けない年老いた親や、自営業で忙しいため買い物に行く時間帯が夜遅くになってしまう友人。
そんな人の為に「良かれと思って」普段より買い増しする人達も多かったようで、これを「利己的」と言って良いものか。


海外での買い占めニュースを見て、メモリーされた状態で、普通にトイレットペーパーを買う人を見ると、「ニュースでやってたなぁ」「今日買う必要は無いけど、あっても腐らないし」「まぁついでだし」となりがちなのかも知れない。
で、そうゆう人が数人増えただけで、「やたらとトイレットペーパー買う人が多いなぁ」となるのが群集心理。
怖いね。


と言いつつ、外出する機会を抑えるためにも「日本のお母さんに一定期間の食品とか日用雑貨を買っておくように言ってあげて」と妻に言われ、臨時の仕送りをしてしまう自分が居る。


結局は、そう云うことなんです。