書くのを忘れてましたが外出禁止令が21日まで延長されています。
日本でワクチン接種後に死亡した人が昨日までに200件ほど確認されたとか。
しっかりとした統計情報が出てないので詳しい事は解りません。
65歳以上への接種を優先的にやっているので、年齢層は高いのは想像できるが、基礎疾患があったのかどうか。
それでもワクチン接種1000万件で200人。
0.002%の確率。
コロナでの死亡率は全世界全年齢で見積もっても0.1~4%の範囲。
コロナの脅威を低い確率で比較しても50倍もワクチンより死亡率が高い。
今後65歳以下への接種が開始されれば、恐らくは死亡率も下がる。
これでも反ワクチン派は打たないんでしょうね。
できれば打ちたくないという気持ちは理解できる。
打たないことによるマイナスの影響は、
1.集団免疫が確保できない
2.上記1.により、そもそもワクチンの対象とされないアレルギー疾患や体力のない人、若年層への感染リスクが減らない
3.ワクチン接種と感染者への対処では費用が四倍
4.死亡リスクが50倍
自分が打たないと決意することには異論は無い。
それを声高に叫ぶのは「言論の自由」があるので容認しますけど、個人的には身勝手だなとは思う。
天然痘や百日咳に代表されるワクチンをご先祖様が打ってるからこそ、今の人口規模を維持できている事実を考えれば、ワクチンを打たないことが身勝手に思えるというのも理解できると思います。
どういった層が反ワクチンを唱えているのか？
まずは科学的思考能力が欠如している人。
これは統計とかが解ってないとか、医療知識がないとか幅広い。
このグループは情報弱者ともかぶる。
あとは流行りに弱い人。
それと変な方向でナチュラル思考の強い人。
宗教的な理由もあるでしょうね。
ホメオパシー、酵素ジュース、（味以外で語る）ナチュールワイン、（文化背景のない）アーユルヴェーダ信者、（ファッションとしての）ヨガ、オーガニック食品、占い。
こういった物に熱心な人に多そう。
完全に偏見ですが。
逆に、ヴィーガンの人とかでワクチン接種してたら？？？ってなるしね。
ワクチン開発にどれだけの動物実験が為されたかを思えば、ヴィーガンは反ワクチンであって然るべき。
そう。
ヴィーガン、ホメオパシーなんかを本気でやってたらワクチン接種は無理。
考え方が相反してるからね。
そして反ワクチンを唱える理由によっては、例えば統計情報が信用出来ないと言うなら生命保険に加入するのは矛盾する。
日本ではワクチン接種は「予防接種法」の規定では努力義務とされている。
当初は「罰則規定ありの義務」だったのが罰則規定なしの「義務」になり、現在は「努力義務」。
なので現実には打たない選択をしてもなんの問題もない。
アメリカのウィルス学の研究者（女性）は「科学者としてはワクチン接種に賛成するが、母親としてはNoと言いたい」と発言していた。
反対する人というか躊躇するひとたちの多くは、こんな感じなのだと思う。
目に見えないものなので判断できないし、政府や科学への不信感とかもあると思う。
打たないで良いならそのほうが良い。
もっともな意見。
ただ個人や家族の安全と社会全体を天秤に架ける必要はあるし、打つ打たないで安全度の比較も大事。
打たなくても病気にかからなかったという人も、その他大勢の人が接種したことで集団免疫が獲得できた結果かもしれないとか、考えないとね。
