お米の輸出入

スリランカ、お米不足のようですね。
まぁ、ここ数年は慢性的に不足していたのですが、それに乗じて米マフィア(米流通業者)が米価格のさらなる釣り上げを狙って在庫を抱えて放出することを抑制しており、まんまと価格上昇が発生している。


政府は再三に渡って米マフィアに米を放出するように指導をしてはいるが、うまく行っていない様子。


この状況に業を煮やしたのか、海外から10万トンの米を輸入すると発表。


本当かどうかに関わらず、在庫を放出するようになるのでは?と言った思惑があったようです。


スリランカは米を輸入しているし輸出もしている。
去年(2020)の主な輸入元は、
パキスタン 64%
インド   32%
これで、96%
以下、
タイ、ベトナム、中国、アメリカ、その他アジア、ベネズエラ、イタリア、日本。
3位のタイですら10万USドル(1000万円強)のレベルなんで、ほんの少しですね。
ちなみに輸入規模は2万トン、1000万USドル規模です。
タイ、ベトナム、中国、アメリカ、韓国は食べたこと有ります。
日本産の日本米は、お店とかで知らずに食べてたりするんでしょうか?
日本からの輸入総額は1700USドルなんで、無理かな。


そして輸出先は、
ドイツ 14%
英国 13%
カナダ 13%
豪州 12%
イタリア 8%
UAE 7%
米国 5%
スイス 5%
カタール 3%
モルジブ 2%
その他、18%
これは、在住スリランカ人向けってことですかね?
規模としては1万トンで870万USドル。


なんの役に立つか知りませんが、豆知識ならぬ米知識として。


大事なのは量や金額じゃなくて、今後輸入される米って有機肥料を使って無農薬で作ってるんですか?ってこと。


国内の米農家に化学肥料無し農薬無しを強制しといて、輸入米はスルーって事は無いですよね?