卵の値段

スリランカの卵。

値上がりが激しすぎて販売量が激減。

売れないので廃業する人が増え、輸入が解禁され(昔は輸入もあったが、禁止されてた気がする。つまり再解禁)再度小売価格の上昇を招く悪循環。

2018年の2月の小売価格が一個あたり13ルピーだったものが、5年後の今では65ルピーとか。

販売価格で5倍。

為替を加味すると2018年は一個10円ほどで、2023年の今は23円ぐらい。

なので日本とそれほど変わらないのですが、現地の生活者からすると厳しいものがあるでしょうね。

給料はコロナ前から増えておらず、ルピーは弱くなり、インフレで生活コストは増大。

ざっくりとした感覚では、日本人が卵一個を450円ぐらいで買うって感じでしょうか。

 

ワタシの妻も、もう何ヶ月も卵は食べてないと言ってました。

妻の場合、ワタシの収入を妻の口座に移してましたので正直言って充分な資産を持ってます。

スリランカで生活するだけなら仕事せずとも問題ないくらいにはある。

妻の収入よりも多い額の利子収入がありますし。

ただ、我々としても同じでしょうけど、感覚として450円もするような卵はおいそれと購入はできない。

 

日本はデフレで苦しんでいると言いますが、インフレの恐ろしさは半端ではない。

給与が増えていなくても生活できている日本人はまだまだ恵まれている。