スリランカは債権国との協議が終了し、17カ国それぞれと債務の再編に向けて協定を締結した。
対象となるのは58億ドル相当の債務。
去年の10月には中国との間で42億ドル相当の債務についての合意がなされているので、合計で100億ドル。
返済しなくていいですよ、という訳では勿論無い。
返済期間の延長や金利の変更などで対応して、猶予を与えると考えれば良い。
もちろん何の見返りもなくではない。
債権国連合は「措置の公平性を確保するために債権国会合にとって必要な全ての情報を、スリランカから受領することを期待している」としている。
これは我が国の財務省が出している今回の覚書についてのプレスリリースから引用しているので間違いない。
これは結構なプレッシャーですよ、スリランカにとっては。
必要だと言われればどのようなデータだろうと提出しなければならない。
で、スリランカの債務がいくらなのかと言うと、370億ドルとかです。
2国間が100億ドルちょっと。
あとは国際機関や民間の金融機関ですね。
ニュースを見てたら、スリランカの閣僚が「スリランカは今回の合意で170億ドルほど節約できた」と言ったようなニュースが出ていた。
インタビュー動画を見たらそんなことは言ってませんでしたけど、動画の外で言っているのだとしたらその金額の根拠を知りたいし、「節約」っていう表現はどうなのかなとも思った。
スリランカが「節約」出来た反対側で、債権国は金利の引き下げや受取時期の延期、短縮が起きており、それは端的に言えば損失ですからねぇ。
どこまで行っても自己中心的な考えから抜けてない気がするのよね。