革の生産者訪問

二週間ほど前から決定していた予定でした。
本来自分たちは乗り気ではない生産者でしたが、カウンターパート(以下CP)がどうしてもプロジェクトに加えて欲しいという事なので別の枠組みでの参加を企画して、その説明の為に会う事になっていたのです。


前日にCPに連絡して、「明日の11時だからね〜」と確認。「大丈夫、OK。明日は直接行くから、向こうで待ち合わせよう」との事。
当日。
出発前に再度確認の電話。
隊員「今から出るけど、時間大丈夫?」
CP「・・・今、実はキャンディに居る」
隊員「は?なんで?」
CP「仕事の用事で」
隊員「どうするの?」
CP「今からでは間に合わないから、お前らだけで行ってくれ」
隊員「・・・良いけど、俺たち家に行った事ないんだけど」
CP「向こうの職員に連絡入れるから、ちょっと待ってて。折り返し電話する」


その後一時間連絡なし。


再度こちらから電話。


隊員「どうなった?」
CP「・・・まだ連絡してない」
隊員「は?・・・どうするの?」
CP「今、そこに所長はいるか?」
隊員「いるよ」
CP「ちょっと替わって」


結局、所長が現地の職員に電話することに。


そして、所長に電話してもらい、現地で向こうの職員に案内してもらうことに・・・。


現地について、所長の電話相手と会う。
他の職員に同行をお願いしてくれて、出発。
向かった先は、生産者がやっている小さなお店。
お休み・・・。
隊員「家知ってる?」
職員「知らない」
隊員「・・・電話は?」
職員「知らない」
隊員「・・・。」


どうやら我らがCPは訪問先へのアポも取っていなかった様子。
12月は決算時期で、忙しいのはわかる。でも、これは無いでしょ。
自分がどうしても参加させたいと言っていたのに、段取りを全くしない。
そして、JICAのプロジェクトは全く進んでいないと文句を言う。


しばらくはCP抜きで仕事をすると所長に宣言しました。