無限増殖

カスピ海ヨーグルトってまだ流行ってるのかな?
どうですか、日本の方々?


日本に居た頃は、高いヨーグルトを買うよりも作ったほうが安上がりって事で、カスピ海ヨーグルトを増殖させていた。
このヨーグルトの良い点は、発酵の際に保温しなくて良いところ。
数ある乳酸菌の多くは30℃から45℃くらいで増殖する。
しかしカスピ海ヨーグルトの乳酸菌は20℃から30℃でOK。
つまり室温で充分。
これが流行の大きな要素になったんだと思う。
ヨーグルトメーカーとか特別な機械を買わなくても作れるっていうのが良い。


ということでスリランカでも作ることにした。
でもヨーグルトではなく納豆。
この前のタイ入院の時に、密かに仕入れた納豆。
病室の冷凍庫で保管して、スリランカまで持ってきた。
ま、スリランカでも買えるらしいけどね。


23日の金曜日。
500グラム200ルピーで購入した大豆。
一昼夜水につける。


24日の土曜日(昨日)
40分ほど茹でて、充分に柔らかくする。
湯からあげたばかりのアツアツの大豆に、納豆(パック半分の量)を投入。
まんべんなくかき混ぜて、小分けしてサランラップに包む。
ここからの保温は40℃前後にしなければいけない。
ガロンサイズの水に使われているペットボトルを用意。
口の部分をはさみで切り取り、熱湯を入れたガラス瓶を底に置く。
その上にタオルを敷き、さらに小分けした納豆を乗せる。
さらに熱湯を入れた別のガラス瓶を並べて、それごと大きなバスタオルで包む。
上からビニール袋をかぶせて完了。
あとは外気温にあわせて8時間毎ぐらいに湯を交換。
24時間の辛抱。


そして今日。
無事にネバネバ納豆が完成。
二日ほど冷蔵庫で追発酵すればOK。


食べるの楽しみ。