肝臓、血液、共に異常なし!!
明日この結果を持って診察を受け、担当医のOKが出れば、晴れて任地に帰る事が許される。
数値上は問題ないはずだが、左腕にまた内出血が出てきている。
油断はできないが、期待値はMAX。
それはそうと、昨日書いた検査の横入りシステム。
今日行ったら、まさに番号札のシステムが導入されていた。
素晴らしい。
しかし、そんな事にはお構いなしのスリランカ人。
どんどん検査室に侵入しては係の人に追い返される。
電光掲示板の数字は74。
俺の番号は123。
10分ほど席を離れて戻ってくると、掲示板は79。
遅くね??
検査の人、5人ぐらい居るのに。
また10分後。
掲示板は84。
すげぇ時間かかってるな。
さらに10分後。
部屋の前に置いてあるベンチで待つことにして座ろうとすると、
ドア係が俺の番号を見て、「中に入れ」と言う。
まだ番号は80番台。
不思議に思いながらも中に入る。
ふと気になって、中で順番待ちしている患者の番号を見ると、
驚愕の155番。
どうも検査の人が採血終了後に呼び出しボタンを押していないようだ。
ボタン押さなきゃ数字は進まない。
どんなに良いシステムでも運用するのは人間。
検査する方も受ける方も、運用ルールが守れなければ意味が無い。
効率良くなるはずが、ドア係を付けなければならなくなって、かえって損失。
しかし、そんな事は誰も気にして無い様子。
さすがはスリランカ。