非接触型バス運賃システム

スリランカでもいよいよプライベートセクターでワンマンバスの運用が検討されるようです。


コロナの蔓延で非接触型のシステム要求が高まっているとか。
ただ、どこからの要求なのかはハッキリとしない。
客なのか、車掌なのか、ドライバーなのかオーナーなのか。


接触型と言いつつ、日本で普通に走っているワンマンバスでは、まだ不十分。
接触とは言えない。
発券機を介した不特定多数との接触が発生しますから。


そして、これは機械化による車掌の雇い止めにつながるし、スリランカ国民の誠実さも問われる。
運行会社からは信用されてないので、後方のドアは閉じて、前方ドアのみの乗降になるとか。
混雑しそうですが、そこは立ち乗り客は乗せないことで対応すると言っている。
席がいくつ空いてるかの把握は出来るのでしょうか?
国によって数%から十数%まで幅はあるけれど無賃乗車が発生している。
そこは日本のように運賃の2倍(最大2万円まで)の罰金を科す国もあれば、最大で200倍にして抑止力とする国もある。


ちなみに車掌を雇う事自体はオーナーに決定権はあるようで、機械を導入しても車掌を引き続き雇い続ける事も可能。


都市間移動ではなく都市内移動で導入して、単一料金での導入を目指すのも手かなとは思う。
スリーウィールのメーターのように稼働してないバスが増えるか、ウーバーのように現金で払ってくれとなるか、本来の形ではない運用が起きる機会は多いに増えるでしょうね。


機械化で初期導入費用増大
無賃乗車増加で収入減
車掌の再雇用
費用増大
運賃上昇圧力増大


ここまでが既定路線ですかね?