ご存知ですか?

キャンディの美味しい中華レストランはBamboo Gardenで決まりかもしれない。


キャンディの女性隊員に誘われて中華を食べに行った。
というのも、彼女がそこのオーナーと知り合いで、
「新メニューの味見を兼ねて遊びに来ないか」
という感じで誘われたらしいのだ。


実際には日本人や中国人受けを狙って、
味の改良やアドバイスなんかも欲しいとのこと。
「なら、中国人に頼んだほうが・・・」
というのが本音だけれど、
せっかく声を掛けてくれたので、どこまでお手伝いできるか判らないが行ってみた。


自分は今回初めてお邪魔したけれど、他の隊員は何度か来たことが有るらしい。
その時とはシェフも代わっているらしく、前よりも美味しくなってるらしい。
幾つかアドバイスとも言えないようなアドバイスをさせてもらって、
楽しい時間を過ごせた。
オーナーとの人生についての会話は色々と勉強になったね。


で、このオーナー。
ある有名人のお父さん。
日本人には馴染みが無いけれど、スリランカ人なら誰もが知ってる有名人。




この人。


Kumar Sangakkara。
先日まで行われていたクリケットの、スリランカ代表キャプテンです。




・・・俺も良く知らない。




で、調べてみたら当たり前だけど凄い人。
ICC(International Cricket Council)の
2010年度テストバットマンランキング4位。
世界4位です。
過去には何度かランキング1位にもなったことが有るらしく・・・。


あ、ちなみにテストバットマンというのは、テストマッチでのバットマンの力量をランキング化したもの。
いやゴメン、自分で書いてても良く分からない。
テストマッチというのは、ナショナルチームの世界ランキングを決める試合の事。
バットマンは、打つ人。
そのまんまか・・・。


まぁ、とにかくサッカーで言うところのバロンドール
野球で例えるなら打点王って感じかな。
ナショナルチームのキャプテンがキャンディ出身というのは、
キャンディ隊員としては、なんとなく嬉しい気分。
ホントの出身地はマータレーらしいけど(学校はキャンディです)。




「日本に帰るなら、ココで働かないか」
というお決まりの誘い文句。
ま、とにかくしっかりとご馳走になって(ワインまで!!)満足な一日。


でも、少なくともプロのシェフとして働いている人に、
おこがましくもアドバイスをするというのは精神的に負担がある。
彼らのプライドを傷つけたくない。
自分が常連で、仲良くなった上で、シェフから聞いてきてくれるなら、
気分も楽なんだけどね。
オーナーというのは時としてシェフに対して残酷です。