日々是ウェサック

プージャの日本語訳は『祈り』でいいのだろうか?


とにかく、任地のお寺でプージャがあった。
礼拝、法事、供養・・・よく解らないけれど仏教行事だ。
5月の満月はスリランカ人にとって非常に重要な日。
ウェサックと呼ばれていて、
お釈迦様の『誕生』『成道(覚醒)』『涅槃(入滅)』を祝う大切な日。
しかも今年は、お釈迦様が入滅されて2555年で、
悟りを開かれてから2600年という節目の年。
数え方の違いでタイ、カンボジアラオスでは来年ということらしいが、
同じ数え方のミャンマーは、去年だったという話も聞いた。
よく判らないが、少なくともスリランカでは今年なんだと。


というわけで(か、どうかは知らないけれど)今日から四日間、
ウェサックの前日まで連続でプージャをするんだってさ。


所用で明日コロンボに上がってしまうので、
とりあえず初日の今日だけでもと思い、
参加してきました。


いつもと変わらないプージャでしたが・・・。



そう、いつもと変わらない。
つまり、いつものように真剣なお祈り。
その姿には心を打つものがある。
俺もついつい真剣にお祈りしてしまった。
隣で俺のIDを見て騒ぐ子供に、
「プージャしないならそれでも構わない。でもみんなの邪魔はしちゃダメ」
と、注意までする始末。


俺も変わっちまったな。