トイレの調子が悪い

なんだか水の流れが悪いし、濁る。


スリランカの田舎では、下水のインフラも貧弱。
当たり前だけれど、下水管直結で排水処理施設へ直送なんてことは無く、
浄化槽すら無いというのがデフォルト。
穴掘って、トイレにつなげて、ハイ終了。


いわゆる地下浸透式のトイレ。
好気性発酵のためにブロアしなきゃとか、全く無し。
穴掘って、満タンになったら別の穴を掘る。
そんな感じ。
そのうち、ランカはトイレの跡地で埋め尽くされるのかもしれない。


まぁ、そんな意味のない心配は置いといて、
我が家の問題に関して・・・。
もしかしたら満タンになってるかもしれないけれど、
使用年数的に考えるとまだまだ使えるはずだという奥さん。
となると水漏れというか、この場合は水の侵入だけれど、
雨水やら細かい土砂なんかが立坑に入り込んでいる??


とりあえずトイレからの配管と立坑へのジョイント部をチェックするべく、
掘り起こし作業。


大雨のたびに崖の上から流れこんでくる土砂で、立坑自体が埋め尽くされてて、
まずは50cmぐらい全体的に掘り進めなければならなかった。
これに意外と時間を食われ、パイプを見つけたのは昼をかなり過ぎた頃。
昼ごはんを食べずに作業をしていたので、一旦休憩したのだが、
食事を終えて作業に戻ると、あら大変。
パイプ下部に水たまりが・・・。
やはりジョイント部分から漏水。
コンクリート製の蓋に穴を穿って、中を見ると、超満タン。


と、ここで雨が降り始めたので今日は作業終了。


うーん、でもこれからどうすれば良いのか・・・。


ジョイント部分を修復したところで、解決しないよなぁ。
立坑が満タンになった結果として圧力が上昇して壊れたなら、
別の穴を掘らないといけない。
ひび割れがあって、そこに土砂が流れ込んで、立坑が満タンになっているなら、
これも同じく別の穴を掘らねばならない。
雨が浸水しただけで満タンになっているとするならば、
なんで、水が引かないの?


これは面倒だ。