激おこ

久しぶりに、このカテゴリーでのエントリー。


お義母さんが、やらかしました。
我々に内緒でローンを組み、姪っ子(お義母さんから見て)に送金。


今日のお昼ごろ。
銀行の集金係が家に来た。
「お義母さんのローン、支払いが滞っているので、
 集金に伺いました」


寝耳に水とはまさにこの事。
いや、それではヌルいな。
寝耳にミミズぐらいは行ってるかもしれない。


この時、お義母さんはちょうど外出中。
絶好の機会とばかりに、細かい話を聞く。


インドの医療系大学で勉強中の姪っ子。
その姪っ子が体調を崩したのでスリランカに一時帰国するための
チケット代だと言ってローンを組んだらしい。


話を解りやすくするための情報を少し。
1.姪っ子の家は、あまりお金がない。
 父親は定職につかず、たまの仕事で得たお金は
 すべてアルコールに変換するという凄腕の錬金術士。
 母親はマーケットでアーッパを売って生計を立てている。
 我が家のお義母さん曰く、月に10万ルピーの収入だというが、
 まぁウソでしょう。
2.入学金や学費は奨学金だというが、これもどうも怪しい。
 奨学金を出してくれたという(前政権の)大臣は、
 予算の横領疑惑でパスポートを当局に没収されている。
 なので仮に奨学金の支払いがあったとしても、今は停止しているはず。
3.叔父(姪っ子の母親とお義母さんの弟)が資金援助をしているが、
 彼の収入は25000ルピーほど。
 副業用に買ったトラックのローンが払えず、ファイナンス会社預かりに。
 あてにしていた父親の年金も、去年父親が他界したことで、支払停止。
4.叔父と同居している叔母(姪っ子の母親とお義母さんの妹)は無職。
 他界した父親の年金を引き継ごうと画策するが、
 本来は受給資格が無いということがバレて、現在無収入。
5.(我が家の)お義母さんも例に漏れず無職。
 なぜか二人の妹と弟に逆らえず、言いなり。
 長女の威厳を示したいのか何なのか?
 お金を無心されると断れないようだ。


とまぁ、前置きが長くなったので本題に。
姪っ子がインドに旅だったのは7月。
インドでの生活はホステルと大学の往復だけなので、
月に5000ルピーほどとのこと(真偽は不明)。
大学を終了するまでの四年間かそこらはスリランカには
帰ってこないとの事だった。
しかし、三ヶ月後にはホステルでの生活に馴染めず、
大学の友人と一緒にアパートをシェアすることになった。
5ヶ月後の年末には友人皆が帰省するのに合わせて、
スリランカに戻ってきた。
「体調を崩したのでスリランカに一時帰国するため」
これがお義母さんがローンを組んだ理由。
本当は
「友達が皆帰省するから、私も帰る」という理由。


お義母さんには収入が無いのに、なぜローンが組めたのか?
これは姪っ子の母親が代わりに払うことになっていたから。
じゃぁ直接、母親がローン組めばいいのでは?
これには、裏がある。


まず、母親にはローンを組むほどの安定した収入がない。
対して、お義母さんの後ろには私達が存在しているので、
ローンが組みやすい。
母親からの支払いが滞っても、我々が払うと見越しているのだ。
これは母親と銀行側との共同作業なのだ。
そして早速、返済の遅延。


勉強するお金なら援助もする。
いや、散々ウソをつかれたので無理かも。
まぁ、どっちにしろ
「友達が皆帰省するから、私も帰る」という理由では無理。


さらに笑ってしまったのは、
「体調を崩したのでスリランカに一時帰国するため」という建前。


医療系の大学で勉強してるんだから、そこで治しなさいよ。
この矛盾が銀行で通過したことに、お義母さんも疑問を持たないと・・・。
いい加減に気付いて欲しいので、お義母さんに今日はっきりと言いました。
「お義母さんは利用されてるだけ。
 お金を無心するときだけ『姉さん』なんて言い寄ってきて、
 妹二人も弟も、お義母さんのことなんか財布ぐらいにしか思ってないよ。
 お義母さんも、良くないことだと思ったんでしょ?
 だから我々に内緒にしてた。そうでしょ?
 向こうはお義母さんの迷惑なんて考えてないよ。
 支払いが遅れれば督促が家に来る。
 そうすれば我々に内緒でローンを組んだことがバレる。
 で、こうやって怒られる。
 こんな事、少し考えれば判るのに、
 こんなに簡単に支払いを滞らせる。
 そりゃそうだよ、最初っから支払いできなくなったら、
 バックレるつもりなんだから。
 お義母さんには『絶対毎月払うから』とか言ったんでしょ?
 まず、前提がおかしいよ。
 毎月定額払えるなら、貯金できるでしょうが?」
更に続いて、
「それに、娘(私の奥さん)が大学に行くのには、
 まったく援助しなかったんでしょ?
 なんで姪っ子にはローン組んでまで援助するの?
 変じゃない?」
御存知の通り、お義母さんは後妻です。
この事実を何故か隠そうとするお義母さん。
とうの昔に奥さんから聞いているのですが、
お義母さん自身は、私にはバレていないと思っている。
なので、こういった攻め方が効果的なのです。


金額的には30000ルピーという、小額ローン。
しかし平均的スリランカ人の月収にも相当する金額ですし、
無収入のお義母さんには逆立ちしても無理。
そして、どうゆう仕組みなのかわからないが、
この銀行の口座自体がお義母さんと奥さんの連名というか、
連動というか、そんな感じらしく、
お義母さんが支払遅延すると、
奥さんのクレジットヒストリーにも傷がつくとかナントカ。
とすると、奥さんは起業したばかりの我が社のオーナーでも
あるわけで、
会社で融資とか受けるときにも支障を来たすかも・・・。


まぁ、融資とか予定にないし、あっても多分問題無いと思うけれど、
これもお義母さんを怖がらせる道具として利用しました。


珍しく反省した様子だったので、取り敢えずはなんとかなりそう。
以上。


このカテゴリーで文章を書くと、いつも長くなるなぁ。
なんか意味の分からないというか理解できない行動が多すぎて、
順序立てて正しく説明しようとするとノイズが混じるんだよなぁ。