またストライキですか?

朝から大学の授業が有ると言って奥さんは家を出て行った。


授業は昼までだと言っていたが、帰ってくるのを待っていると夕方になってしまう。
それからニゴンボに向かうには遅すぎるので、彼女の帰宅を待たずに出発する予定だった。
しかし、大学に行った奥さんからの連絡によると、コロンボのキャンパスで生徒による教師への暴行事件が発生したらしく、全キャンパスで授業が中止になったとか。
それで、急遽帰宅するのでお昼ごはんを家で一緒に食べようということになった。


それにしても頻繁に暴行事件の起こる学校だ。


一昨年も生徒が教員をナイフで刺す事件が起きたはず。


やれやれ。


で、お昼ごはんを一緒に食べてから私だけニゴンボに向かいました。
12時半に出て、家に着いたのが15時。
やっぱり二時間半は掛かるんだな。


家についても特にやることはないので、というか、金曜日にすべて済ませてキャンディに向かったので、のんびり過ごす。
夕御飯も、昼の残りを包んでくれたのでそれで事足りるし、下手すると明日の朝まで同じご飯を食べるということも有り得る。
まぁ、良いんですけど。


日曜日の夕方を、こんなにのんびりと過ごすなんて、いつ以来だろうか。
慣れていないので、なんだかソワソワします。


で、結局アラックのんだりする訳です。
読みかけの本があったので、それにも手を付けたのですが、どうも集中できない。
まだ、この家とか状況に慣れていないということもあるのかもしれない。




個人的に書類の翻訳を頼まれていて、それに対する報酬も頂いているので、その作業をしようと思ったのですが、パソコンが会社に置きっぱなしになっていることを思い出して、諦める。


この依頼、あんまり日本語がしっかり書けておらず、何度も意味の確認や語句の確認をしていて、正直面倒になってきている。
でも報酬も振り込まれてしまっているし、今更断れないのです。


技術的な書類なので専門用語も多く、しかもあまり英語が得意ではない自分。
「仕事の合間を見つけて作業することになるし、翻訳は素人なので時間が掛かる」
そう言って、やんわりと断ったつもりだったのですが、
「専門じゃないことで余計な手間もかかるだろうから、多目に請求してもらって構わない。
 取り敢えずの手付けで送金しておく」といって、充分すぎる金額が送られてきた。


こんだけの余裕があるなら専門業者に頼んだほうが良いのでは?と思わずには居られない。
まぁ、翻訳だけでなくその他諸々の諸業務が付随してくるので一貫して頼める誰か、と言うことで私を指名してくれたんでしょう。
ありがたいことです。