本気出す

妻が日本に来ることが決まり、彼女の日本語学習へのヤル気がかつて無いほどに高まっている。

いい状態だ。

 

それに合わせ、ワタシのほうでも日本語学習用のテキストを用意したりして援護射撃している。

 

口語を重点的にやるべきというのは、充分に理解している。

なんせ日本語は漢字が難しすぎるので。

ただ、漢字を関連付けたほうが理解と記憶が容易なのではと思う瞬間もあったりして、実に悩ましい。

 

同音異義語の多い日本語ではやはり漢字抜きでの使い分けや記憶は難しいと思ってしまうのだ。

すると「これも漢字を理解している側の人間が考える理屈なのかも知れない」と、もう一人ワタシが囁く。

 

スペイン語を知らない時期、シンハラ語を知らない時期には、それらが呪文のように聞こえたけれど、学習して以降は、そのように聞こえることは二度と無い。

それと同じで日本語を全く知らない状態というのはもはや想像も出来ないし、説明を過不足無く適切にするというのは、日本語を母語とする人間には難しい。

 

そこが日本語教授法という学問分野の出番なのでしょうが、今はワタシのようなど素人でも参考にできるウェブサイトや動画が溢れている。

 

ホントに学習に対するコストが安い時代です。