〇〇の危険

「〇〇の危険」と言う字面を見て、〇〇の部分に入れるのにどちらが正しいのか。

1.命

2.死

 

どちらも見かけますよね。

 

「あなたに命の危険がせまっています」

地震発生後、津波が押し寄せるまでの間、NHKでは何度も繰り返し発せられていた言葉ですので、恐らくは正しい言葉なのでしょう。

翻って「死の危険」でニュース検索をしても、同じように引っかかるので、こちらも正しい言葉なのでしょう。

命と死。

全く逆の意味を持つ対となるような言葉ですが、「の危険」と繋げてみると、同じような意味の言葉になってしまう。

 

前者は、「命の(喪失に繋がりうる)危険(な状況)」という意味で、後者は「死の(一歩手前のような)危険(な状況)」って事ですかね。

 

こうして整理すると、前者はまさにNHKが呼びかけたように「今後予想される危機に備えるような状況」で使うのが正しいのかも知れないし、後者は「過ぎ去った危機」に対して死の危険があったなどと使うのが相応しいのかも知れない。

 

良くわかりません。