妻から聞いた話。
スリランカは未曾有の経済危機で、政府は様々な品目に輸入制限を掛けている。
その一つが生理用品。
妻がティーンだった頃は生理用品は値段も高くて、どこかに出掛ける時だけ使用できるようなモノだった。
普段は布ナプキン。
それが安く手に入るようになったのは、ここ数年か?
今の若い子たちは布ナプキンを使ったことも無いかも知れない。
で、輸入制限。
生理用品が入手出来なくなった若い子は布ナプキンを使うことも無く、生理期間は学校を休むようになる。
月経血で服が汚れてしまうことを嫌がった結果だ。
親が布ナプキンの正しい使い方を教えれば良いという話ではない。
布ナプキンは使用後に適切に洗わないと不衛生な状態になり、それが婦人病を引き起こす事も考えられるからだ。
洗えば良いのですが、洗剤の入手も難しいのです。
値段が跳ね上がってますから。
こうして女性の就学機会が減るのは本当に気の毒。
食糧支援も大事だけど、余裕ができてきたらこっちもサポート必要。