野球観戦のつもりが・・・

野球隊員のU隊員がキャンディにやって来た。スリランカ国軍の野球チームに対しての指導が目的だ。アーミーのキャンプにもグランドは有るのだろうが、我々は入れないので、近くのカレッジのグランドでの練習。


金曜の夜から遊びに来ていた同期と一緒に、
「野球でも見て、のんびり過ごそうか」と、
軽い気持ちで行ったのが、間違いの始まり。


U隊員に、
「見るだけじゃなくて、一緒にやりましょうよ」と誘われ、
運動がキライじゃない俺たちは、参加することに。
これが二つ目の間違い。


ウォーミングアップを無難にこなす俺たち。
「今日は、本当ならサッカーに行く予定だったから、ちょうど良いや」と思ったのが三つ目の間違い。


そして、少ないグローブなどの道具を交代で使いながらバッティング練習をしている間、残ったアーミー達を遊ばしておくわけにもいかず、筋トレをすることになり、
「二人もやりますよね?」の問い掛けに、
「・・・う、うん」と答えたのが、最後かつ最大の間違い。


体中を襲う激烈な痛みは、こうして誕生したのです。
U隊員とアーミーの基礎体力をなめていた訳ではないけれど・・・ごめんなさい。


スリランカナショナルチーム監督でもあったU隊員は、ここでは敬称であるSirと呼ばれている。
アーミーからサーと呼ばれている姿は、筋トレのドSっぷりも手伝ってか、まるで鬼軍曹のよう。


今後のアーミーチームに期待することなどを話して終了。
アーミーの緊張した面持ち。アーミーにとっても怖いけれど、尊敬出来る「Sir.」だという事が伝わってくる。


めっちゃ疲れたけど、最高に楽しい一日だった。


こうして、俺たちのブートキャンプは終りを告げた。