食の講習会

昨日のブログで少し予告したが、本日は食の講習会。


同期の隊員が活動している地域で20名ほど集めてもらって開催。
9時からの開始予定なのでそれまでにガスシリンダーやガステーブルを搬入したかったけど、なんせ自分の事務所のカギが開くのが9時。
段取り的には前日にやっておくべきだった。
完全にうちの事務所の仕事に対する姿勢を忘れていた、俺のミス。


しかも手を怪我した俺。
荷物運びも同じ事務所の同期にお任せ。
申し訳ない。


結局、開始時間は10時。
小学校に子供を迎えにいくスリランカの状況で、終了時間の12時は変えられない。
準備もそこそこにして、とりあえずスタート。


参加者全員に手を洗ってもらい、ダール豆を火にかけるところから。
煮ている間に食品衛生の基礎の話。
爪のチェックをしたり、

さっきの手洗い後にぬれた手をどうやって乾かしたか聞いたり、簡単だけど具体的な話をすることができて、よかった。
講義は簡単に終わらせて、先ほどのダール豆に戻る。
煮こぼして、水を切り、砂糖を混ぜて練る。

生地も同時に作って、焼く。

参加者にも焼いてもらいます。
焼けた生地で、ダール豆のあんこを包めば「どら焼き」の出来上がり。


おっかなびっくり食べる大人。
美味しいと言ってくれた小さな子供。
家に持って帰って、旦那さんと食べると言う奥さん。


牛乳の代わりに山羊の乳でもいいのか?
はちみつが高いので買えないけれど、どうしたら?
そんな具体的な質問をしてくれて、とても嬉しかった。
そこを聞いてくるというのは、家で作ってみようと思ってくれた証拠だからね。


怪我で迷惑かけました。
ごめんなさい。
初めての開催の割には旨く出来たのも、手伝ってくれた仲間のおかげ。
ありがとう。