米粉商品の試作2

「食品加工」です!!


やっと声を大にして言える時が来た。
「皮革工芸隊員」「裁縫隊員」「キャンドル隊員」「ニカン(何もせずに居る)隊員」「デング隊員」・・・いろいろと呼び名が変化したけれど、ここに来て「食品加工隊員」らしさがにじみ出てきた。


サンプル作成の第二弾として白羽の矢が立ったのは、「米粉チップス」。
「おせんべい」と同じじゃないかって?


ノンノン、ノ〜〜〜〜ン!!


「おせんべい」は純粋にお米の旨みと固さを楽しむのが本筋。
しかし、「米粉チップス」は軽〜い食感が、その醍醐味。


では、製造工程を・・・。


まずは材料。
当然、米粉は必要ですね。
続いて、片栗粉というか澱粉
塩とサラダオイル少々。
水。
基本はこれだけ。


しかし、スリランカでは片栗粉は売っていない。
どうするか・・・。
じゃがいもから分離させるか?




いや、ちょっと待てよ。
片栗粉と水が必要ってことは、じゃがいもをそのまま使えば良いんじゃ無いか?
じゃがいもの75%は水だし、炭水化物は20%ほど。
そのうち澱粉は15%ぐらいか?
わざわざ澱粉を分離して、あとから水を加えるなら、じゃがいもそのままで使えば・・・。


ということで、マッシュポテトの作成からスタート。
じゃがいも茹でて、熱いうちに皮をむいて、潰す。
米粉を適当に混ぜ込んで、油をほんの少しと塩を加えて、基本の生地は完成。

(まだ、混ぜてる途中。)


お次は、薄ーく伸ばして


ちょっと乾かして焼く。


完成です。


今回は5種類のバリエーション。
左上は「プレーン」。
素朴な味が生きてます。


右上は「黒ごま」。
ゴマの風味があとを引く。


真ん中は「ペッパー&ガーリック」。
スパイシーな味はビールとの相性バツグン。


左下は「カレー」。
スリランカといえばカレーですから。


そして最後は「海老」。
香ばしい海老の香りは郷愁を誘います。




ランカ人に食べてもらったところ、予想以上の高評価。
なかでも「黒ごま」と「海老」は大人気!!


子供にも酒飲みにも主婦にも、公務員にも大人気でした。


材料も安いし、簡単に手に入る。
作業も簡単で、「おせんべい」のように乾燥にまる三日、なんて事もない。
味のバリエーションも付け易く、想像力を刺激される。
しかも低カロリー、ノンシュガーで健康にもGood!!


完全に手前味噌で褒めまくってしまったが、是非とも商品化に漕ぎ着けたいなぁ。