朝からなんだか違和感。
タクシーで国境まで向かうはずが、大型の乗り合いバスに変更。
普通に街々を通過して一般客を拾って国境へ向かう。
国境で途方に暮れる。
バンコクまでのチケットはない。
ツアー客の証明のようなステッカーも貼ってもらっていない。
「チケットみせて」
旅行会社の担当者が言う。
「チケット無いよ」
「・・・じゃ、ダメ」
バンコクの窓口に電話する。
「これって如何すればいいんです?」
「担当者がいるのでチケットを見せてください」
「いや、チケット貰ってないんですけど」
「・・・え?」
その後、すったもんだがあって、
ツアー客だという証明もできたのでとりあえずバンコクまで帰れることに。
そこで、担当者が一言。
「おかしいなぁ、チケット無かったら大型バスには乗れないはずなんだけど」
俺「え?チケットって、ここまで来たバスのチケット? 持ってるよ。」
担「・・・だから何回も言ったじゃないか」
俺「言ってたけど、これのこと?」
担「お前にはこれがドル紙幣に見えるのか?チケットだろ?」
そうには違いないが、これからバンコクに向かうやつに「チケットあるか」
と聞けば、
それはバンコク行きのチケットを指すのが普通だと思うのだが。
なんの説明もなく変更して、引き換えです、の一言もなかったのだ。
カンボジア側での不手際ではあるけれど、
せめて
「ここまで来たバスのチケット」とか
「使用済みのチケット」という言い方はできなかったのかと担当者に言いたい。
そんな時間もないままバンに放り込まれ、一路バンコクへ。
その日の運の無さを引きずって、バンも最悪。
狭くてショックがへたっていたので、
頭をぶつける、腰は痛い、エアコンも効かない。
バンコク遠い・・・。