スープ

去年、同期の悦太郎様がスリランカにいらした際、日本の袋ラーメンを持ってきてくれた。勿体無くてなかなか食べ進むことが出来ず、まだ一袋だけ置いてあった。その最後の一個を、昨日食べてしまったのだが、その時に気になったことが有る。皆さんご存知のように、袋ラーメンを開けると、麺が裸で入っていてスープは小袋に入れてある。そのスープですが、『液体スープ』と書かれていた。


『液体スープ』??


スープは元々液体ですよね?
その昔というか、いまでも勿論あるけれど、『粉末スープ』というものが存在した。その名の通り、スープを粉状にして、お湯を加えれば出来上がるという、例のアレだ。袋ラーメンにも使われることが多い。それに対して今回の商品は味噌やその他の調味料を練り上げて、ペーストよりちょっと緩く作ってある。液体といえば液体。ペーストといえばペースト。粉ではないね。なので『液体』と表示することには問題ない。で、スープか否かと聞かれると、スープだね。だって、袋ラーメンにおける内容物のカテゴリーって、麺とスープと具しか無いわけで、明らかに麺ではないし具でもない。じゃぁ何?スープです。なので『スープ』と表示するのにも問題は無い。


なのに両者を同時に表示すると、ややこしいことになる。『液体スープ』。。。?
『スープ』には汁物という意味が含まれているわけで、これでは『液体の汁物』になってしまう。


『女の女医さん』『馬から落馬』『頭痛が痛い』的な奴?『白のワイシャツ』も実は問題有り。


一周回っておかしなことになってますよ。