マクロ実装

今の仕事。先週から始まって二週間が経過。先週は様子見で色々と現状把握に費やしたのですが、今週からいよいよ始動と言った感じ。専門家の方が作成された見積を、片っ端から英語に変換していくのですが、なんせ量が多い。専門家の方は見積ソフトで作成、一括管理なのですが、私はそこから吐き出されたエクセルファイルで作業。単価、代価、工程表てな感じで階層化されているけれど、項目にリンクは無く、ただの印刷物と変わらない。


一個の見積りで30項目ぐらいあって、その中に平均して5個とかの小項目がある感じ。そんなのが数十個。それだけで編集項目は万に到達する。さらには見出しの項目名とかは同じなのに、そこに含まれる部材名が一個一個異なるので、単純にコピペも出来ない。


さらには過去に作った見積を修正すると、吐出されたファイルでは順番が変化していたりして変更箇所を目視で確認して変更しなければならない。


こんな事ではいつまでたっても終わらないし、単純作業の繰り返しとイレギュラーな変更箇所の確認とアナログな作業ではミスも増える。そしてミスのチェックも出来ない。あとで、やっぱりこの英語は別の言葉にしましょうとなったら、すべてのファイルを総ざらいしなければいけないし、現実的でない。


ということで、何か解決策がないものかと考えた結果、やはりマクロに頼るしか無いかなぁと。


目視に頼らず、機械検索してその言葉に対応した英語に置き換える。言ってみれば、ただこれだけ。手作業でも出来ないこと無いけど、項目数が数千は出てくると思うのでやはり自動化したい。リストを作って、そのリストで検索。そして対応した単語に置換。これで行けるはず。わずか20行足らずのマクロを書いて、あとは翻訳元となる日本語:英語一対一の辞書リストを作ったら、作業は終了。
実際の変換作業は、ボタンひとつで終了。これで今後頻繁に起きるであろう修正作業も、リストをいじるだけでOK。超簡単に。


今回の仕事、7月末まではこれに掛かりっきりになる予定になっているのですが、本日このマクロを作ったことで作業は90%終了。今後は辞書リストを拡充していくだけでOK。シコシコ手作業で一生懸命やってもミスが有ったら意味ない。数分でマクロ書いて終了でも、結果ミスがない方が良いに決まってる。


今週は、ひとまず手作業でトライしてみて、時間を測っていたのですが、ひとつのファイルを英訳して置き換えするのに数時間。今後はリストの作成さえ出来れば類似ファイルは一秒で終了。明日からはのんびりと作業が出来そうです。