ダンスを遊びだと思うな

今、毎日自習でダンスをしている。


あんまり詳しく書けないが、ダンスだというぐらいなら良いでしょう。


ミュージックフェア用です。


今日も帰宅後に一時間練習。
シャワーを浴びてからでは、もう一度汗まみれになってしまうので
ダンスの練習をしてからシャワーを浴びてご飯を食べて寝るという順番。


我が家の愛犬『イヌ』が、私の足元に絡みついてくる。
遊んでくれると思っているらしい。
言っておくが、ダンスは遊びではない。
エンターテイメントというカテゴリーでくくると『なんか楽しい物』的な感じなので仕方ないですが、
やってる方としては真剣そのもの、遊びの入る余地なし。


まぁ、うちのイヌさんは余り頭の出来が良くないですし、
ご飯と睡眠以外のことに関してはカンも悪い。
そんな駄犬が、真剣にダンスしている私を見て、
「わー遊んでくれるんだ!!わーいわーい」と寄ってくるのは仕方ない。
ご飯をお預けするぐらいで許してやる。


問題は我が家族。


あの方たちも一緒になって私のダンスを鑑賞するのですが、
お義母さんは苦笑いを噛み殺している風で、多少頭にきます。
奥さんは自習用ビデオと私を見比べてダメ出しをしてくるのでイラつきます有難いです。


まったく。
ダンスでご飯食べてるわけじゃないんだから、そんなに細かいコト言われても無理ですから。
始めたばっかりで展開も頭に入ってないし。
所詮遊びですよ。




失礼。
本気ではやってますよ。


なんですかね?
センスが無いんでしょうかね。
ステップのリズムが変わったりすると、上半身の存在を忘れるよね。
練習量が圧倒的に不足しているというのは、完全なる事実ですが、
それだけじゃないような気がします。


持って生まれたリズム感の無さ。


子供の頃、『大きな古時計』を歌っていると、なぜか家族は大爆笑だった。
平井堅の歌う素敵なバージョンではなく、普通の奴ね。
歌詞が間違っていたわけでも無いと思う。
なのに大爆笑。



子供心にも傷ついた記憶があります。



それからだろうな。
根性がひん曲がったの。


で、歌うのがあまり好きじゃなくなって、初めてカラオケというものに行ったのは
中学三年生頃だと思う。
もうその頃には随分と巷に浸透してたと思うよ、カラオケ。
ちょっと気になるヤンキー風女子はめちゃくちゃ上手に歌ってたし、
みんな普通に楽しんでたからね。
私はといえば、何をどうすれば良いのか分からず。
人前で歌うのも嫌だったし楽しめなかったなぁ。


そんな若かった私も、
今ではフィリピンパブのステージに勝手に登り、
洋楽とか調子に乗って歌っちゃうんですから、人生って不思議です。


まぁダンス頑張るってことです。