眠りの深さに変化が起きている

昔は本当に眠りが浅かった。


人の気配がすると、目が覚めてしまう。


大学時代は寮で二人部屋だったから、常に寝不足な感じに陥っていた。
それでも一応は壁を隔てていたので、まだまし。
彼女の家に行ってコトを致しても「隣に誰か居ると寝れないから」と言って寮に帰る最悪な男でした。


仕事をするようになっても、その状態は余り変化なし。
カーテンはお値段高めの遮光カーテン。
家電製品のパイロットランプが目障りなので、テープを上から貼る。
住居選定も静かさ重視。


いつからでしょうか?
隣で人が寝てても平気になったのは。


20代半ば。
仕事が忙しくて常に寝不足気味。
そんな中で彼女が家に泊まっていく。
そのシチュエーションなら気にならなくなった。
自分の普段の睡眠環境に彼女がプラスされただけだから?


仕事を替えて引っ越しもした。
前以上に忙しくて、仕事帰りにアパートの階段を昇ることも出来ず、車の中で寝てしまう事もあった。
出張も多かったから、睡眠環境の変化にも対応出来るようになって来たのかも知れない。


そしてまた転職、引っ越し。
その頃には、彼女の親戚を家に住まわせる事も平気になってた。
それもタイ人二人とか。


スリランカに来た頃には、雨漏りというか濡れない場所が何処にも無い部屋で、ベットの上に丸くなって傘をさして寝ることも可能になっていた。


凄まじい変化だ。


繊細というか、過敏だったんでしょうね。
今でも眠りは浅い。
でも寝付きは良くなったので、目が途中で覚めても再度眠れるようになった。


「寝ないと明日がキツイ」とか「遅刻しないように」とか考えすぎて眠れない人間で、寝付くのに何時間も掛かっていた。
そうゆう人も多いと思う。


そんな人に薦めているのは「横になって目を閉じているだけでも疲れはとれるから」と自分を安心させる方法。
自己暗示とも言える。


安心すると眠れるんです。


つまり、私自身も仕事とか生活とかに関してあんまり細かいことを気にしなくなった、気にしなくても良くなったってことかも知れません。