この前、ジャマイカのジャークチキンを作ったけれど、意外にも妻が気に入ってしまい、それなら似たような方向性の料理を作ろうと思い、今日はスイートチリチキンを。
ジャークチキンは用意するものがそれなりに多くて、少し面倒。
ワタシが作ったレシピでは、余っていた万能ねぎの束、たまねぎ、しょうが、これらは生の材料ね。
あとはスパイス類としてコショウ、ガーリックパウダー、ナツメグ、シナモン。
ハーブは乾燥で良いのですが、ローリエ、バジル、タイム(今回は無し)。
味付けは、酢、醤油、ナンプラー、トマトペースト(無ければケチャップでも可)。
結構な種類でしょ?
これをペースト状にして肉をマリネするわけです。
甘みを足すのに少しだけ砂糖とかはちみつを入れても良い。
面倒ですけど、このペーストを多めに作って肉をマリネして、その段階で冷凍しても良い。
手順自体は難しいことはないのでやる気さえあれば誰でも作れるし、誰がやっても美味しく仕上がる。
ただ、やる気のない日もあるのは重々承知。
そんな時にスイートチリチキンは重宝します。
ワタシはスイートチリから自作しますけど、市販のやつで事足りる。
貧乏性なので、少量で買うと割高なスイートチリソースは手が出しづらい。
かと言って大容量で買っても、そんなに使わないし。
なので自作。
酢、鷹の爪、ニンニク、砂糖、塩で作れます。
お好みで混ぜてブレンダーにかけて煮詰めて完成。
作りやすい量としては酢大さじ5、砂糖大さじ2、塩少々、辛いの好きなら鷹の爪二本、ニンニク一個。
で、作ったものでも家に余っている市販のものでも良いのでスイートチリ適量と、ナンプラー、レモン汁とかライム汁とか、あとは濃度調整で水を少々。
自作のスイートチリソースなら、少しサラッとした状態で煮詰めるのを止めれば、調整用の水も要らない。
ワタシは胸肉でやりましたがモモでも豚肉でも。
焼きすぎると固くなる胸肉は薄くスライスしておいたほうが、焼き過ぎにならなくて良いと思う。
約ときは小麦粉をはたいて、しっかりと焼きめを付けたほうが美味しいと思う。
このレシピの何が良いって、スイートチリソースとナンプラーがあればすぐ出来るってところ。
それなりに料理が好きだって人の家にはスイートチリソースやナンプラーはあると思うし、無ければ上の要領でスイートチリソースは簡単に自作できる。
とろみが欲しければ片栗粉を入れても良い。
ナンプラーも、無ければ醤油でいいし、レモン汁も無ければ酢でいい。
要は、辛味プラス甘味と塩味と酸味のバランスだけ考えれば良い。
買ったけど使い切れていないスイートチリソースが有るって人には特におすすめですね。
これもマリネした状態で冷凍できますから。
暑い時期には焼くだけで済むので重宝する。
大きめのお皿に御飯を盛って、焼いたスイートチリチキン、スライサーできゅうりをカットし、ミニトマトやくし切りにしたレモンとか、クレソンなんかを添えれば立派なワンプレートランチにもなる。
洗い物も少ないし、良いレシピです。