米粉生産者No.2

キャンディのはずれでソーシャルワーカーとして活動している隊員のところを見学してきた。
朝から40分ほどバスに乗ってキャンディへ。
そこから乗り換えてさらに30分。
さらにさらにスリーウィルで15分。
最後は歩いて20分。
たどり着いたのはお茶畑の広がる天上人たちの住む世界。
我が任地の乱雑な茶畑とは違い、整然とした美しい斜面。
キャンディはお茶の産地。
なんだか、ここの畑の茶葉は質が良いのではと思えてしまう。


それはともかく、生産者の家に到着。
軽度の知的障害をもつ息子さんが、ご両親に手伝ってもらいながらも良質の米粉を生産している。
前回の所とは異なり、ここは米粉自体を商品としているが、注文生産がほとんどで生産量はたかが知れている。


NGOだか政府だかが主催するトレーニングプログラムを受け、終了時に受けられる援助でグラインダーやシーリングマシーンなど高価な機械を購入しているので、商品の質はなかなか。


今後、この米粉で商品開発する予定。
商品と米粉の二本柱での販売を行なって、消費の拡大を目指す。