衝動買い

昨日の午前中に作った「蒸しパン」ですが、ステイ先の子供に食べさせるために、再度夕方に作成。
そして本日、味のバリエーションを試そうと思い、再度試作。


しかし、試作するにも蒸すのが一苦労。
一個ずつしか出来ないのでは、試作も進まない。
「いよいよ蒸し器が必要か・・・」
ということで、キャンディに買い物に出る。


レシピを作成する際の料理用語や表現の参考にと思い、シンハラ語で書かれたレシピ本を購入。
その後、ARPICO SUPERCENTRE(通称アルピコ)に。
アルピコはスリランカ随一の品揃えを誇る、いわばホームセンター。
日本の巨大ホームセンターのようにはいかないが、我々スリランカ隊員の中では
『困った時のアルピコ頼み』
が日常化しているぐらい頼りになる存在。


二階の調理用品売り場に進み、顔なじみの店員と軽くあいさつを交わすと、もう蒸し器しか目に入らない。
早速小脇に抱え、次いでカップケーキ用のアルミカップを物色。
10円玉ほどの大きさのカップは有ったが、それでは小さすぎて使えない。
個別に蒸すのは諦めて、大きく蒸して後で切るしか無いようだ。
となると、俺の家にある鍋では都合が悪い。
どれも手鍋になっているので、握りの部分が邪魔になる。
取っ手の無い鍋が必要だ。
具合の良い大きさの鍋が有るには有るのだが、いずれもセット販売。
普段の料理にも必要だし、思い切って買うことにしよう。
蒸し器とあわせて、2113ルピー。
痛い出費だが、致し方無い。




大荷物を抱えてバスで帰宅。





今日の戦利品を重ねてみれば、さしずめ「ブレーメンの音楽隊」と言ったところ。




早速、試作開始。

一番小さい鍋にオーブンシートを敷いて、生地を流しこめば準備OK。





蒸気の上がった蒸し器にセットして、待つこと10分。
取り出して、冷ましたあとにカットすれば完成。





本日は『黒ごま』『チーズ』『にんじん』の三種類。
チーズは原価が掛かり過ぎるので、試作というより個人的なお遊びです。