ピットゥ

今日は、マイナーなスリランカ料理の中でも、
さらにマイナーなピットゥという食べ物の紹介。


ランカ人は、とにかく炭水化物をよく食す。
ご飯は山盛り、インディアッパーも山盛り。
でも、このピットゥはそれほど多くは食べない。
美味しいんだけれど、とにかく腹が膨れるのでたくさんは無理。
昔はお百姓さんが田んぼに行くとき、よく持っていったとか。
腹持ちが良いんだよね。


家庭によって小麦粉だったり米粉だったりするけれど、
どちらでもOK。
我が家は米粉
それをぬるま湯でこねてまとめて、ココナッツのフレーク、塩を加える。
そして、ここからがピットゥ独特なのだが、
パン生地やうどんのようにまとめること無く、
ぼそぼそのそぼろ状態にしていく。
それを筒状のピットゥバンブー(伝統的な奴は本当に竹を使う)に詰める。


で、それを蒸す。


ココナッツの殻は素晴らしい火力を生み出します。



筒の上部から蒸気がしっかりと抜けるようになれば、蒸しあがり。



切り分けて、頂きます。


少食のワタクシは、これでお腹いっぱいです。
もっちりしてて、カレーのスープというか旨みを全て受け止めてくれる、
そんな懐の深いランカ飯です。