計画というほどのものでもないか。
あるものを放り込んだだけ。
でも、旨さ倍増はホント。
納豆の旨さは、グルタミン酸にある。
あの、ネバネバの正体だ。
納豆をよく混ぜろ!!という理由はそこにある。
しかし、旨味成分を増やすだけなら、もともと旨味成分の強いものを混ぜ込むだけでも結果は同じ。
例えば、「味の素」的なやつね。
でも、それでは(味はあるけど)味気ない。
そこで目の前にある塩辛を投入。
なにもイカを入れる必要はない。
塩辛の旨味の本体とも言える茶色い汁だけでいい。
この成分の大きな部分を占めるのはタウリンとグルタミン酸。
これだけでも、格段に旨さが増える。
さらにさらに、なめ茸も投入してみましょう。
こちらの旨味成分はグアニル酸。
しいたけとかと同じものですね。
旨味というのは、違うものを掛け合わせたほうが強く感じるもの。
1+1が2以上になるんです。
それをまとめ上げるのは卵。
こちらも卵黄には牛肉や豚肉とほぼ同じ濃度でグルタミン酸が含まれる。
ということで、卵+納豆+塩辛+なめ茸という、もう何がなんだか解らないけれど旨いものが完成。
最高です。