終わりよければってことにはならないのがスリランカ

スリランカベンチャーを組んでいる会社の現場監督の一人から電話。


「ニカン(理由も無く)電話した」と。
何か予感めいた物があって、
「ニカンなら電話してくるな(勤務時間内のタイミングだし)」と伝える。
我ながら、冷たい。


すると
「テレビを売ってほしい」と言い出す。
予想通りの展開。
「だから言ったんだよ、ニカンじゃないって思ったよ」と。


どこからか、我々が宿舎を片付けて家電や家具を処分しているのを聞きつけたらしく、それで電話してきたのだ。


「オレ、日本人の仕事を助けたし、カミナリでテレビが最近壊れたし」とか言い出す。


ちょっと頭に来たので
「なんだ?お前が日本人をヘルプした理由は物が欲しかったからか?単純にお前に与えられた業務を遂行しただけだろ?それで給料を貰ってないなら考えても良いけど、仕事としてやったんだから、それを理由にするな」


「まず、払い下げするなら一緒に働いた現場作業員に声を掛けるし(実際にそうしている)、悪いけどお前に渡す理由は無い」と伝える。


それでも「ちゃんとお金は払うから」と主張してくるので、
「残ってたら声掛けするよ(残ってないけど)」と伝える。


「絶対だよ、あんなに助けたんだから」と、まだ言ってくる。
「あのねぇ、こっちとしたらお前の仕事に満足してる訳じゃ無いし、そもそもが業務なんだから特別扱いする理由もないのよ。それでも声を掛けると言ってるんだから(掛けないけど)、理解しろよ。しかも、お前が一度別の現場に配置換えになった時に『日本人と働きたいから戻してくれるように上に頼んでくれ』って言ってきて、お前の上司に話しつけたの覚えてないの?こっちもお前は日本人との仕事に慣れてるからまだマシだと思って話には乗ったけど、そのことも忘れて当たり前のことを恩に着せてくるのは辞めてくれ」と、伝える。


ホントに嫌な気分になるよね。