朝ごはんを食べて、そのまま街歩き。
まずは引っ越し先の第一候補に行き、アパートからスーパーまでの移動を動画で撮って解説を入れる。
妻にイメージを掴んでもらう為。
さらに、もう一個別のスーパー(自分も初めて行った)に移動して、下見。
それで帰っても良かったのですが、まだ9時前でしたし、新しくオープンした地下鉄駅を利用してみたかったので駅に。
ほぼ終点の駅ですので進行方向は自ずと決まる。
オールドカイロ方面。
行きそびれていた場所が一箇所あって、妻と来るようなメジャーな観光地でも無いので、取り敢えず様子見に。
ちょうど乗換なしで行けたので。
駅からはちょっと歩きましたが、なかなかの見応え。
ナスル門です。
10世紀とか11世紀の建造なので、日本で言うと平安末期とか。
当時はこの中が市街地だった訳ですが、今ではカイロのコアな部分に位置する。
街の広がりを考えると1000年の歴史を感じる。
ピラミッドは4500年前とかなんで、最近な感じしますけど。
ただ、門をくぐるときには小便のにおいがしました。
それは置いておいて、そこからスークと呼ばれる市場(これは観光客向けも含む)エリアに。
その中で前回来たときには気づかなかった織物ミュージアムがあると知ったので、行ったのですが休館日。
そこから衣服問屋のようなエリアを抜けてイスラム美術博物館に。
正直言うと、没個性というか、、、。
あんまり面白みは無かったかな。
一つだけ興奮した展示物は陶器。
それも「ラスター彩陶」というもの。
知ってるかなぁ。
ギャラリーフェイクというワタシの大好きな漫画でテーマになった事があるのですが、作品中では人間国宝の陶芸家がラスター彩陶に見せられて中東に移住するという話だった。
なんとも言えない光り輝く彩りが作品中でも描かれてましたが、実物をやっと見れた。
実際に陶片を見るまで忘れてましたが、目に入った瞬間に「ラスター彩陶」という名前が思い出され、もしや、、、と思い解説に目をやり「Luster」という文字を見つけた時の興奮と言ったら、、、。
元はイランとか、そっちのものなので陶片が一つだけしか置かれてなかったのが残念ですが、一通り博物館を見たあとにもう一度見に行くぐらいには個人的には嬉しかったです。
そこからまた歩いてホテルに戻る訳ですが、歩きすぎて股関節が痛くなるし、休憩がてらターキッシュコーヒーを飲みつつシーシャ。
ローカルエリアなんでシーシャのフレーバーとか無いです。
いわゆる水タバコ。
つまり通常のタバコを水パイプで吸ってる訳ですが、まぁ激安ですわ。
フレーバーのせいなのか立地なのか、今いるエリアの10分の一とか。
カフェではなく、ちょっと良いホテルだったら、もっとするからね。
ということで休憩してホテルの部屋に戻ってきたのが、スタートして四時間後とか。
歩行距離は14キロ。
股関節に違和感があるのはフットサルの後遺症なのか、単に老いなのか。
なんにせよ良く歩いたわ。