ラーゲリより愛を込めて

アマゾンプライムで観ました。

いやぁ、泣きましたね。

ワタシ、すぐ泣くんで別に泣いたかどうかは作品の良し悪しの評価には直接的には繋がら無いんですけど、これは良い作品でした。

二宮和也を始めとして、演技が素晴らしい。

 

一番最初にこの作品を認識したのは、コンビニでポスターを見た時。

パッと見で第二次大戦下の家族愛をテーマにしているとは感じた。

実際は全く違うのですが、さだまさしの原作かなとも思った。

なんか、さだまさしが書きそうなテーマな気がしたし、二宮和也のかけた丸メガネがさだまさしを彷彿とさせたのかも知れない。

そして「ラーゲリ」って何って思った。

雰囲気としてエロスを感じたのです。

その時には理由は全くの不明だったのですが、後で色々調べて判明したのは「ラーゲ」がドイツ語で「体位」を意味するって事。

本来は、立場とか姿勢という意味ですが、そこから転じて体位の意味を持つようになった。

なんでワタシがこの言葉の意味を知っているのかは依然として謎ですが、恐らくは高尚なドイツ文学なんかから得た知識とかでは全然無くて、エロ漫画とかからだとは推察できる。

 

ま、実際には「ラーゲ」では無く「ラーゲリ」なので、全くエロスは存在しておらず、ロシア語でキャンプとか合宿を意味するもので、ここでは強制収容所の意味で使われている。

 

内容については書きませんが、後半で使命を託されたそれぞれの兵隊に、彼ら個人の過去により沿った形で愛を語らせるのは、全く持って巧妙な泣かせの手法。

 

まだ見てないなら、是非視聴することをオススメします。