ベーシックインカム

AIやロボットに生産活動を担ってもらい、その上前を人間がすくい上げて生活する未来が語られるようになり、色んなとこでベーシックインカムの社会実験が実施されていたりします。

 

年金ってベーシックインカムと同じような事だt思うけれど、やはり起きる問題も同じ様な感じ。

 

うちの母親も年金生活者。

二ヶ月に一回年金が振り込まれる訳ですが

、何をせずとも定額が振り込まれる状況は、交友関係が削ぎ落とされた後期高齢者にとってはまさに「子供の小遣い」と同じ。

どんだけ使っても最大で二ヶ月我慢すれば再度入金されるのですから、お金の使い方に躊躇がない。

物価が上がってきている事には思い至りながらも、生活レベルを落とす事は出来ず、入金前の年金用口座の残高が2000円なんて事も。

同じ口座で電気代の引き落としもしているのですが、エアコンの使用が増えた夏場には残高不足で引き落としが出来なかったこともあった。

この一年はワタシが食費を負担しているので、その分が口座に残って多少は積み上がっていそうなもんですが、10月に口座の確認をしたら、やはり残高2000円ぐらい。

何故だ?

不審に思い12月にも確認。

残高は多少増えていたものの、なんか計算が合わない。

いまは視力の問題で車の運転が出来ない母親。

なので、ワタシが連れて出掛けない限りは、近所のスーパーやコンビニで買物をする程度。

重いものを持って帰るのもキツイので、買っても大した量ではないし、金額もたかが知れているはず。

 

何処で何に使っているのか見当も付かない。

本人も心当たり無しという。

 

 

こういった状況を知ると、子供の小遣いに定額を与える事の弊害を考えてしまう。

 

ある友人は、子供の小遣いやお年玉を1度投資に廻し(子供と投資先を相談し友人の口座で運用する)、その配当金を小遣いにすることで子供と合意していると言っていた。

小遣いを使わ無かった時は、その分を余剰資金として投資口座に入金し、投資資金を増やす。

投資の有用性をしっかりと教えれないと、この小遣いシステムに子供も納得するとは思えないし、その労力は大変だったと思う。

数年後には定額の小遣いは廃止して、配当金だけで小遣いを運用する事にも同意していると言うから驚き。

 

ホントに最高の父親だと思う。