パラータ

無性にパラータが食べたくて、妻に言うと作ってくれた。

昨日の事。

 

ですが、何かを間違えたようでパラータとは似ても似つかない物が出来ていた。

 

恐らくは水が多いのでしょう。

水が多いというその事自体も理由ですが、それによって捏ねるのが不足してて、グルテンが全く無い。

イーストも入れたようで、これはパンですね。

 

と言う事で、ワタシのパラータ欲は満たされ無かったので、今日はワタシが作る。

今まで色んなレシピを試したのですが、今一納得の行く出来にはならなかった。

ですが、今日のは満足。

ネットで仕入れたレシピを参考にはしましたが、全く軽量もしていない。

参考にしたのは材料と手順のみ。

材料も、レシピでは何かしらの小麦粉(恐らく中力粉)を使うとなってましたが、ワタシは薄力粉と強力粉を半々。

中力粉は我が家のストックに無いので。

グラム数も不明。

適当にボウルに薄力粉と強力粉を入れて、塩も小さじで半分ぐらい。

さっと混ぜて、オリーブオイルを一回し。

ココナッツオイルが無いので。

この時の油はサラダ油でも良いと思う。

そして、水も適当に。

少なめが良いと思う。

これをしっかり捏ねる。

ボソボソの状態で良い。

捏ね続けるとギリギリまとまるかな?ぐらいの水分量。

まとまった段階では粉っぽい部分が残っていても構わない。

10分ぐらい捏ねてグルテンが生成されたら油を一回し。

この油はサラダ油では無く、ココナッツオイルかオリーブオイルが良いと思う。

あとはショートニングとか、バター。

ようは、冷蔵庫で保存すると固体になる油を使うってこと。

固く絞った濡れ布巾を被せて15分。

分割、丸く整形して濡れ布巾を被せて5分。

オリーブオイルを用意し、手に付けながら生地を薄く伸ばす。

左右を畳んで、上下も畳む。

広げた生地を三分の一、三分の一に。

つまり九枚の層が出来たってこと。

これをまた5分ほど休ませる。

油がコーティングされているので濡れ布巾は必要無い。

休ませたら畳んでおいた生地を、もう一度薄く伸ばす。

休ませないですぐに薄く伸ばそうとしても、グルテンが強すぎて小さく戻って来てしまいます。

この時に広げた大きさが出来上がりのサイズですので、お好きな大きさにして下さい。

ただ、あまり薄く伸ばすとモッチリ感が減るので、その辺りは一枚焼いて加減を見ると良い。

 

ワタシがパラータを作っている間に、妻がレンズ豆のカレーとじゃがいものカレーを作ってくれた。

 

いやぁ、今日のはパラータでしたね。

 

スリランカ、特にコロンボで仕事をしていた時には、良く食べてました。

パラータ2枚とか注文すると、九分割にカットしてくれて、ポリ袋に放り込まれる。

そこでカレーは何にするか聞かれるので、レンズ豆のカレーとチキンカレーのソースのみを指定する。

パラータの入ったポリ袋にスプーンでカレーを掛けてくれ、竹串も貰える。

袋をモミモミして味を馴染ませ、串で突き刺して食べる。

どこの店でもこのスタイルって訳では無いと思う。

ワタシはこのスタイルと味が気に入って、いつも同じところで買ってましたね。

安いし美味しいし腹持ちも良いので、お気に入りでした。

 

パラータを美味しく作ることに成功したので、つまりは何時でもあの店の手法を再現出来るってことだ。

無駄にポリ袋に入れて食べたくなりますね。