コーラの利益

最近、一日に一本は必ずコーラを飲むようになってしまった。


店のおっちゃんに聞いてみた。
「俺がコーラを買うと、おっちゃん幾ら儲かるの?」


「うちの場合は、3ルピーぐらいかな。冷やすと+5ルピーだけど」


そこの店はコーラ一本30ルピーで販売している。
ということは利益率10%か。
それを冷蔵庫で冷やすだけで23%に跳ね上がるのか。
良い商売だ。


ちなみに日本の自動販売機の利益率が、
コーラで20%程という情報を読んだ記憶がある。
あまり差は無いようだ。




ほかの商品も聞いてみた。
タバコ。
コチラで一番メジャーなタバコは『ゴールドリーフ』という銘柄。
現在の販売価格は一箱400ルピー。
物価から考えれば、とんでもなく高価なシロモノ。
コレの場合、一箱売ると16ルピーの儲けらしい。
ということは利益率4%。


世界的にタバコに対する風当たりは強い。
スリランカも例に漏れず、非常に高額な税金。
喫煙者の印象は、酒飲みよりも悪い。
基本的にオープンエアな場所での喫煙は違法。
つまり家で吸え、もしくは止めろってこと。
スリランカ入国時の免税店では酒は売ってるけど、タバコは販売していない。
スリランカは、こうして喫煙人口を減らしていく政策なのだろう。
販売時の利益率が低いというのも、それの一環なのかもしれない。
売ってもあまり利益が無く、世間的にも販売者側のイメージが悪いとなれば、
自然と取り扱う店舗も減っていくだろう。


この際スリランカブータンのように、国中思い切って禁煙にしてくんねーかな。
そしたら禁煙できるのに。


あ、ちなみに日本でのタバコ販売利益率は、小売店の場合10%ぐらいだって。