炭焼き

炭火焼きではない。
炭焼き。


炭を使って作る料理も良いですけど、その前に炭を用意しようかと思った次第です。
色々なやり方が存在してます。
簡単だけど出来が悪かったり、手間は掛かるけど歩留まりが良かったり。


今回は、穴焼き法というもっともシンプルな方法。
シンプルに穴を掘って端材なんかを燃やして熾を作って、そこに炭材を投入してある程度材の温度が上がり火がおこって来たら土やなんかを被せて、一箇所だけ煙の逃げ場を作る。
これで煙が青白く変化したら、その穴も塞いで翌日開放。
これで良い。


今回は、庭に積んであるコンポストの山をカルデラ状に掘り、そこで火を起こした。
これでコンポストの乾燥も出来るし一石二鳥。
燃料に成らない枯れ枝や枯れ草、燃えるゴミなんかを燃やして熾を作って、ココナッツの殻を投入。
何度か混ぜ返しながら均等に温度を上げて、濃厚な煙が立ち昇るぐらいまで加熱燃焼。
そしたら、比較的葉っぱの大きいタイプ(バナナの葉みたいなの)で覆って、トタンを乗せて土を被せる。
今回の感じだと穴を作っておく必要も無さそうな気がしたので、そのまま完全に覆いました。
判断は、通常の木材と違ってココナッツの殻は充分に乾燥しているからという、素人基準です。
これでも蒸し焼きになると思うのですが、翌日まで仕上がりの確認は我慢ですね。


ってことで今日。


出来上がりがコチラ。
f:id:monito:20211228104015j:plain
正直に言うと、あまり炭化してないですね。
コンポストが湿ってたのが原因でしょうか。
これでも良い奴を選んでるので、全体で見れば25点といった所でしょうか。お陰でコンポストはそこそこ乾燥が進んだので、篩に掛けて軒下に放置しておきます。
次回はこの乾燥コンポストでやるとしましょう。