仕込み

朝からホテルスクールに出勤。


自前の包丁を持ち込み、ひたすら野菜の仕込み。
大使公邸から公邸料理人(イタリアン専門)の方も駆けつけ、
二人して仕込み。


高橋専務と、お弟子さんは実習を担当しなければならないので、
基本の仕込みは我々二人で行うことになる。


会席料理ならではの切り方など、
普段我々には馴染みがない事柄も多く、意外と手間取った。
久し振りに味わう日本の厨房感覚は、
ピリッとした空気が流れているのだが、
その緊張感をスリランカ人に壊される。


五年制のスクール最終学年の生徒が、手伝ってくれているが、
それがまぁなんとも雑。


野菜の泥は落ちてないし、鍋は落とすし、
無駄な質問はしてくるし・・・。
終いには、我々の包丁を無断で使おうとするし・・・。
聞いたところ、彼も道具を勝手に使われて、
非常に嫌な思いをしたことが有るらしく、
仕事の道具はスリランカ人には貸さないと決めているようだ。
実に気が合う。


野菜の仕込みを終えたところで今日は終了。


一度帰って、シャワーを浴びて、
専務、お弟子さん、そして我々ふたりの合計四人で食事に。


専務たちが宿泊しているホテル至近のイタリアンレストラン。
ご馳走になってしまいました。


いよいよ明日が設宴の本番。
頑張ります。